助産師学生がお産に立ち会う事をお願いされたら?

分娩中の過ごし方

こんにちは😀助産師のそらにこです。

 助産師学生さんがお産を一緒に取りあげることをお願いされる事があります。

 そんな時どうしたら良いのでしょう。

今日は助産師学生さんについて少しお話ししようと思います。

助産師学生さんて?

 助産師学生とはその名の通り、助産師になるための勉強をしている学生さんです。

看護師の勉強の過程を終えて、次は助産師の資格を取得しようとしている方達です。

助産師学生さんはどんな事をするの?

 助産師学生は病院に来て、指導者と一緒にお産をとりあげます。

助産師養成指定規則は,すべ て の 学生が 「10例程 度」の分娩介助を行うことを求めています。

 しかし、コロナ禍で、実習が中止になったり、産婦さんに断られたり、さまざまな理由で、10例取り上げるのは難しくなっています。

 そんな中、助産師学生さんを「いいですよー」と快く受け入れてくれる方は本当に貴重な存在です。

助産師学生さんを受け入れる事でデメリットはないの?

 人と人なので個人的に合わないなど、のことはあるかもしれませんが、基本的には助産師学生さんに立ち会ってもらってよかったと言われる方のほうが多い印象です。学生さんはママが陣痛で痛い間、ずっと寄り添ってくれて、マッサージをしてくれたりします。また、助産師学生さんの先生か、病院の助産師は何かする時には必ず一緒につきそいます。

 お産の時も二人羽織で指導者と学生と2人で分娩介助をします。

 ある一定以上の経験の助産師しか、助産師学生の指導にはつかないので、その点では安心感が強いです。

 お産中一人で集中したい!あまり人に関わってほしくないと言う方には不向きかもしれませんね。

 ただ、いつでもやっぱりやめますと、断ることはできます。

 長い間一緒にいてお世話してもらうと信頼関係ができて、最後には涙ながらに「学生さんありがとう」とおっしゃってくれる方もとても多いです。

 分娩に学生をというと、ずらーと並ばれて見学されると言うイメージを持っている方も多いかもしれませんが、助産師学生さんにおいては見学というよりは、ケアを懸命にしてくれる感じですので、もし頼まれたら、その辺りを加味したうえで受け入れるか否かを決めると良いと思います。

 

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